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死の恐怖

死の恐怖




このPKなPKKには
旧ドンドルマを舞台にしたお話がちょっとだけあります。

それらは全て実話をもとに描かれており
古き良き過去を想い返す機会になれば、と思い
本当に遅いペースでどうしようもなく下手ですが書かせて頂いております。
今回は過去にあった日常を物語にしています。
もし、お時間の都合さえよろしければ最後まで御覧下さい。



                 第三夜



もうどれ位経つのだろうか・・・・・・
ドンドルマの街が消えて久しいが
今でもあのころの喧騒を思い出す。

今ではドンドルマに換わり
新たに建設されたメゼポルタ広場で古いハンター達の生活は再スタートした。

ドンドルマの街は良くも悪くも
ハンターズギルドの影響が強く表れていた。

それは我々の受ける依頼を管理する為でもあり
我々の安全を確保する為に必要なギルドの配慮でもあった。

もちろん、その名残は今のメゼポルタにも見て取れる。
それでも過去を懐かしみ、過去を惜しむ声も多く
ある者は人の往来が激し過ぎる、と残念そうに話していた。


いつからだろう


街の人々との会話も無くなり
酒場で出会った見知らぬ友と酒を酌み交わす事も無くなった。
何よりも、居なくなってしまった歌姫には今でも無性に逢いたくなる。


ドンドルマの夜が懐かしい・・・・・・・
そう想い返しながら眠りについた。






目が覚めると朝だった。
朝日が部屋を照らし、めいっぱい陽を浴びて今日も生きている事を実感する。

その時、冷たい雫がほほを伝う感触があった。
夢の中で悲しい出来事があったのかも知れない。

そんな想いにふける暇も無く
一緒に暮らしているアイルーが忙しそうに走り回る。

彼とは長い付き合いだが
几帳面すぎるところが玉に瑕だと溜め息をついた。
いそいそと送り出される私を他所に


今日も生死を掛けた一日が始まる。


部屋を出てすぐ
街を行き交う人々と朝の挨拶を交わす。

「おはよう!」

「いい天気だね!」

「朝ご飯は食べたのかい?仕入れたばかりの食材もあるよ!」

「うむ!おはよう!だがここはまだ通せんよ!」

おはよう! 明日もそう言えればいいなと思いながら
みんなと挨拶をし、身支度を整え酒場へと足を向ける。

もう既に何名かのハンターが到着していて軽い朝食をとっていた。
中には朝から酒を喉に流し込んでいる豪快なハンターもいる。
聞けば、それが彼の験担ぎらしく狩りを成功させる秘訣だと話してくれた。

酒場の受付嬢と会話をしながら自分に合った依頼を探す。
寒冷期の今は雪山方面への依頼は危険な為に中止しているらしい。

個人的にも欲しい素材が雪山方面に集中してはいるが
これも我々の安全の為だと割り切り、残念だが別の方面を探して見る。

そんなやり取りがしばらく続いた後、
顔見知りのハンター達も酒場へと合流してきた。

「なんだお前!まだ生きてたのかよ!」

「お前にだけは言われたくないよ!」

こんな乱暴で無粋なやり取りでも
本当はみんなで逢える事を心から喜んでいるのだ。


更に人が集まり活気を取り戻す。


血気盛んな若いハンター達は我先にと依頼を受け酒場を飛び出す。
若い内は死なない程度に挫折するのも良い勉強だ。
そう熟練ハンターの「鬼」達は言う。

自分も出発しようかと思っていた所へ顔馴染み達が酒場へ到着する。
聞けば特殊な鉱石がまとまった数必要らしい。
今後の為に自分も採掘へ参加する事にした。

向かう方面は火山地帯。
活火山地帯でしか採掘出来ない「紅蓮石」が今回の獲物だ。

常に高温を発する真っ赤な鉱石で
その見た目から「鳳凰石」とも呼ばれている。

とても希少価値が高く、
火山地帯でも極一部の鉱脈でしか採掘が確認されていないレアメタルだ。

主に我々の使用する武具の結合素材として重宝される。
とは言え、お目に掛かること自体が珍しく取引にも滅多に出回らない。

顔馴染み達も、だからこそ手に入れたいのだろう。
入念な準備をし一路、燃え盛る火山を目指す。

火山は海底が隆起した為に地上に姿を現し、
現在でも脈々と活動を続けている。

我々は酒場を出発した後、航路で火山島を目指した。
火山を駆け回り、それらしい鉱脈を見つけては一心不乱に掘りまくる。


汗水を垂らして採掘し
手持ちの物資が底を尽きかけた頃、みんなの意見で帰還する事にした。


終わってみれば全員、紅蓮石を手にしており
オマケで集まった鉱石や火山島特有の食材など大収穫だった。

帰りは重い荷物も苦にならず、みんな笑顔で無事に帰って来れた。
一先ず酒場で荷を解き、みんなで乾杯をするがこの充実感がたまらない。



この一瞬の為にハンターを続けているのかも知れない



そう思える時がある。
もちろん、成功ばかりではく失敗する事もままある。
中には帰らぬ人となって無言の帰還をするハンターもいる。

そんな意味では
この酒場は人生の縮図の様なものだと私は思う。

明日は我が身なのだ。

でも
そうならない様に仲間がいつも助けてくれた。

それ程大きくはないドンドルマでは同じハンターと依頼が重なる事がある。
そういった縁でお互いに信頼し合える仲間になる事も多いのだ。



一息入れた後、手持ちに必要な現金を得る為に余剰な素材を売却する。
帰りは食材屋のおばちゃんの店へよって帰ろう、そう思い酒場を後にした。

もうすっかり陽は落ちて
辺りは仄かに暗い夜のベールが降りていた。

買い物を済ませ帰宅した途端、アイルーが飛びついてくる。
今日も生きて帰って来れた事と彼のぬくもりを感じて改めて
我が家に帰って来れたんだ、と実感する。

二人で食事をしながら今日のお互いの出来事を話し
お互いに、お疲れ様!と笑い食卓を囲んだ。

そんな時間を過ごしていると
表から微かに歌声が聴こえて来る。


もうそんな時間か!


慌てて身支度する二人。
目指すはアリーナ、いざ歌姫の下へ。

ハンター達の娯楽と言えば数が限られているのかも知れない。
毎日、耳をつんざく咆哮や轟音の世界にいるハンターにとって歌姫は
最高の癒しであり娯楽なのだ。

そこでまた顔見知りと出会いみんなで歌姫の舞台を楽しんだ。

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みんなで手を振り声援を送る。
こんなハンターらしくない日常もドンドルマならではなのかも知れない。

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その後、彼らと別れ二人で帰宅する。
少し酒に酔った彼の足元は覚束ず、背負って家まで連れて帰る事にした。

いつも几帳面な彼も今は子供と同じである。
本当に憎めないヤツだよ、そんな事を思ったりもする。



次々と街の灯りが落ちて行く中、
明日も無事に生きて帰ってこれるだろうか?
このドンドルマが消えて無くなったりしないだろうか?

そんな不安が頭を過ぎり
夜の暗闇がそれらを恐怖に置き換え助長する。

永遠という言葉は使いたく無かったが
出来る事なら、
出来るだけ長く、このまま我々の日常であって欲しい、
出来る事ならば永遠に・・・・・・・・・・・




そう願い、私も眠りについた。




目が覚めると朝だった。
朝日が部屋を照らし、めいっぱい陽を浴びて今日も生きている事を実感する。

その時、冷たい雫がほほを伝う感触があった。
夢の中で悲しい出来事があったのかも知れない。

そんな想いにふける暇も無く
一緒に暮らしているアイルーが忙しそうに走り回る。

彼とは長い付き合いだが
几帳面すぎるところが玉に瑕だと溜め息をついた。
いそいそと送り出される私を他所に



今日も生死を掛けた一日が始まる



みんながいる新たなメゼポルタの大地で。














【参考出典】
【MHF】ドンドルマが恋しい人の数→32


長文、乱文、大変失礼致しました。
初期の記事は←左のタグ集の『ドンドルマ』を押して下さい。
一部、ドンドルマ関連の記事も含みますがもしよろしければどうぞ。

初期の作品ですが敢えて手直しをせずに置いてあります。
出来は恥ずかしいものですが気持ちは本物です。

ここまでご高覧頂きありがとうございました!



では!

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Comments 4

There are no comments yet.
死の恐怖  
こんばんわ^^

とても想いのこもったコメント、
本当にありがとうございます!

とは云え私には過ぎた評価です。

私はいつも
自分が思った事をそのまま書いているに過ぎません。

あなたが云う様に私には発想力も発言力も持ち合わせていません。
いつも自分が思った事をただ「言葉」にしているだけです。

敢えて云うなら
私の得る刺激はみんなから得たものです。
その結果、今回の記事を書かせて頂きました。

あなたの思いは
MHF運営へ要望というカタチで送らせて頂きました。

あなただけではありません。
色んなヒトからの発言を汲み取って要望を送りました。
これからも要望を送り続けますし、
みんなが大好きだったMHFになる様に
一プレイヤーとしてですが様々な意見を発表したいと思います。

これを御覧のみなさんも、
利害が一致するのであれば要望を送ってみて下さい。


最後になりましたが
あなたの貴重なご意見、本当に感謝します。
色んな意味で元気が出てきました^^v

ありがとう!

2010/06/28 (Mon) 00:30 | EDIT | REPLY |   
こんばんは  

僕はあなたのように発想力も発言力も豊でないのでましな事など言えませんが
恋しさがすごく伝わってきます。僕もドンドルマがすごく恋しいです。
スレも覗きましたが皆さんも復活を願っていますね。
広場に用がある時の往復はほんと面倒でした。王冠実装された時はふざけんなって思ってました。でもあなたのおっしゃる通りですね。
広場は便利でもつまらない。剛力や買い物が楽でもつまらない。
全チャばかり流れて過去と真逆になってしまいましたね。
さらに少し前のアップデートではログが垂れ流し状態で全チャばかりがログに残る始末。最近じゃチャットすらほとんど打っていない僕が言うのもなんですがねw
人が増えた以上仕方のない事も幾つかあるしみんながみんな同じ考えではないと言うのも分かりますが、とまあ同じ事をあれから度々思ってきました。
あなたのブログを覗きに来るたび楽しませていただいてます。
過去(ブレイブ)の話や現在(リベラル)の話、仲間達の事、たまにリアルの事も書いていますがwまあそちらの方も楽しいですけどw
見てるこっちも自分の事のように嬉しくなってしまう事もあります。
次の日記も楽しく見させていただきます、長々と失礼致しました。

2010/06/27 (Sun) 23:56 | EDIT | REPLY |   
死の恐怖  
追憶のドンドルマ

そうだね
古き良きMHFがどんなものかわかっているヒトには恋しいだろうね。

どうしても今のメゼポルタは
MOの「ロビー」をマニュアル通りに作ったとしか思えない。
色鮮やかだけど、温かさが全くないんだ。
そこに息づいている人々も見えないし、
古龍が襲撃してきても、お決まりのセリフをダラダラと話され、
結局、今のメゼポルタは他人事なのか、と感じてしまう。
寂しいね。
初めて街を襲撃された時、マジで何とかしなきゃ!って思ったもん。
その時はどうしようもなくHRが低くて役には立たなかったけど、
モンスターハンターの世界の奥深さに飲み込まれていったよ。

めめやみんなが過ごしたドンドルマ、
帰ってきて欲しいね。

2010/06/27 (Sun) 14:27 | EDIT | REPLY |   
めめ  

恐怖さんもドンドルマ恋しいんですね(`・ω・´)ゞビシッ
ドンドルマはあたしも恋しかったです(´;:ω:;`)
皆恋しいとおもいますね!
30以下は大老殿にはいれないとか
歌姫が夜になったらくるとか
30人しか入れないとか。。。
昔に比べてなんか寂しくなっちゃいましたね。
ブレイブ1ドンドルマ1(* ̄ω ̄)
入れるまで頑張ってた連打さいきんしてないなぁ

2010/06/27 (Sun) 06:45 | EDIT | REPLY |   

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