Welcome to my blog

死の恐怖

死の恐怖

※この記事はこどもたちの記憶を残すためのものです。スルーしてください。




1999年の寒い寒い真冬のある日

あなたはこの世に産まれました

母親のアリスは余命も少なく

最期の力を振り絞ってあなただけをこの世に残してくれました

あなたは

雪の積る本当に寒い朝に産まれ

雪に埋まっている状態でみつけました

母親のアリスはあなたの誕生を見届けると

しばらくして息を引き取りました

多頭安産といわれる犬ですが

それまでにもたくさんのこどもを残したアリスです

最期はあなたのために残る命を託したのではないかな....

と 今でも思います

そんなあなたですが

あなたも母親に似たのかたくさんのこどもを残してくれましたね

あなたの名付け親は

「見た目がカマンベールチーズみたいに白い」

という意味不明の理由によりカマンベールと命名されました

ごめんね

やっぱり止めておけばよかったね

でもね

あなたのこどもは全国にいますよ

血統など気にせず

本当に大切にしてくださる方々のもとで暮らしています

時には成長した姿を写真でみせてくれたりもしますよ!

なのに

わたしは

あなたの残してくれた大切なこどもを

あなたよりも先に逝かせてしまいました



ミックスマスター





全てわたしの責任です

ミックスマスターも桜も記事として書き残しました

誰も見なくていいのです

わたしとあなたのために残すこどもたちの生きた証と私への戒めのために。



最期の日

仕事へ行くわたしを見る目は物言いたげな寂しそうな目でした

わたしも

ここ数日の状態をみているとなんとなくそんな気もしていました

何度も夜中にわたしを呼ぶ声

その度にそばにいてお水やおしっこへいきました

でも

次第に動けなくなり

でも

ごはんはちゃんと食べてくれる

つらいのはわかっていてもどうすることも出来ません

それでも

仕事へはいかなくちゃいけませんでした

けれど

仕事をしている最中に色々と起ります

仕事をするために必要なコードが入らないのです

わたしの入力ミスだとは思うのですが

今まで何度も繰り返した入力を間違えるのです

わたしも呆れました

それでも仕事を続けていると「ここ」にいてはいけない気持ちになります

そして最後の仕事に掛かる時

わたしのメモ帳が見当たらなくなります

仕事でいつも使う大切な物です

その日に限って何故か見つかりません

普通ではあり得ません

いつもの事ならわかりますが何故今日なのか....

早く帰りたかったわたしを余計に苛立たせます

今思えば

あれらは虫の知らせというヤツなのですかね?

それともあなたが


『いかないで』

『かえってきて』


と言いたかったからでしょうか?

それらに意味があるのなら

あなたの言いたかったことが何なのか.....

それを反芻するように毎日考えています



そして最期の日の夜



いつもは

痛む脚を引きずり迎えに来てくれるあなたがいない寂しさを感じつつ

いつもとは少し違う鳴き声が少しだけあることに気が付きました

その時に見たあなたは

ぐったりと横たわり

眼も虚ろで

呼吸も浅い状態でしたね

今夜が峠だとわたしにも理解できました

そばにいても鳴くその声はまだ力強く

横たわりながらでも

まだあるあなたの命のありがたさを噛み締めました



生まれてきてくれてありがとう



それしか言葉が出てきません



そして今際の際に立ち会えたこと

今となっては

最期の日に起こった色々なことは

あなたがわたしを呼びつづけわたしを待ってくれていたこと

わたしの帰りまで頑張って

本当に本当に頑張って命を繋いでくれていたこと

そうであってほしいと思いたいのです


あるいは


わたしへの恨みがあるから故なのかもしれません


『たすけて』


これが

本当にいいたかったことかもしれません

どちらにせよ

わたしがどれほど無力なのかがわかる一日でした


もし


この記事を読んでしまった方で

人間以外の家族がいるのであれば

一分一秒を無駄にしないで

一分一秒を大切にともに生きてください

勝手な言い分です

それでもわたしは願わずにはおれません



生憎の曇り空で天の川は見えませんでしたが

七夕の願いが叶うのなら

どうか

どうか

あなたがこどもたちと出会えますように

そして

来世があるのなら

幸せな来世を迎えれますように

心から

心から祈っています



生まれてきてくれてありがとうカマンベール

1999年-2014年7月7日

033_20140711101956be6.jpg



関連記事
最終更新日-0001-11-30
Posted by

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply